ローズまりえの薔薇色の東南アジア転職生活

通称 転々虫と呼ばれるくらい東南アジアで転職を繰り返しています。

オンライン旅行の「トレンドのるつぼ」である東南アジア

旅行業界では東南アジアが注目されるようになってきました。

中流階級と呼ばれる層の人々は非常に急速に成長しており、3億6千万人のインターネットユーザーの90%がモバイルデバイスを介して世界へアクセスしています。すでに大手旅行会社はサービスの拡大を開始し、他のEコマース業界も旅行サービス提供に向けてパートナーシップを構築しています。

これらは、今月初めにシンガポールで行われたコイベトトラベルの会議で話題となったトピックの一部であり、業界のリーダーが集まって地域全体の急速な流れに関して議論が繰り広げられました。

アジア太平洋地域におけるアマゾネス社のオンライン旅行担当副社長は東南アジアのこれらすべてのトレンドに注目しており「東南アジアはおそらく、シンガポールのような高度に発展した国からミャンマーのような新興市場にまで及ぶため、オンライン旅行の最後のフロンティアです」と発言しました。

また「今後3年間で最大5000万人の新規消費者が中流階級と呼ばれる層に到達するため、市場にチャンスがもたらされた上にインバウンド観光の成長率は依然として高くなっています。中流階級の国内旅行とその購買力の増加及びインバウンド観光との間で、オンライン旅行業界はトレンドのるつぼとなっています。」とコメントしました。

パートナーシップとその拡張は、会議当日に登壇者の話す最も一般的なテーマの2つでした。たとえば、Grab地域事業開発部長はGrabアプリが今後6か月から9か月以内にフライト及びアクティビティの機能を追加するつもりであると語り、AirAsia BIG CEOは他の航空会社からのフライトの販売に対する低価格帯旅券販売航空会社の関心に関して説明しました。両社はAgodaとパートナーシップを組んでおり、Agoda CEOはOTAを共有し独自のフライト製品紹介を行いました。

これらの開発はすべて「大きな地域ブランドのために、戦略を展開する余地がある」という事実を反映していると言います。

また、東南アジアは市場ごとに攻略していく必要があるためビジネスの浸透が難しく、市場の多様性と断片化・経済的および文化的条件の両方、ならびに通貨、支払いオプション、サプライヤーのコンテンツの面でグローバルな競合他社よりもローカルおよび地域のブランドに利点があることを指摘します。

断片化は航空セクターの特定の課題であり、低コストを売りにしている航空会社は現在、東南アジアのフライト全体座席総数の約50%を占めており、世界全体では約30%です。5年前にはたった2社しかなかった低コストのキャリアが、今では長いリストになるほどの数となりました。

そして、「ルートの密度は驚くほど高いため、それらを組み合わせるのは非常に困難です。これは大きなチャンスであると同時に扱いやすいコンテンツではないため、一部のグローバルプレーヤーが東南アジアに参入することが難しい理由を示しています。また、最初の課題は消費者が購入内容を理解できるようこのコンテンツを再集計し、次にオプションと価格を比較できるようにすることです」と述べます。

さらに「市場に参入するのは旅行スペシャリストのブランドでしょうか。それともメガアプリと呼ばれる大手プラットフォームでしょうか。東南アジアはおそらく、オンライン旅行に関するあらゆる勢力を観察するのに最適な実験場です」と付け加えました。